食べる

中野で羊文化の祭典「羊フェスタ」 3年ぶりの通常開催、メタバース空間も

羊肉の祭典「羊フェスタ」(過去開催時の様子)

羊肉の祭典「羊フェスタ」(過去開催時の様子)

  • 149

  •  

 「羊フェスタ2022 in なかのアンテナストリート」が11月5日・6日の2日間、中野セントラルパーク(中野区中野4)パークアベニューで開催される。主催は羊齧(ひつじかじり)協会、Retty、中野区観光協会(中央3)などで構成される実行委員会。

(関連フォト)メタバース内で会場となる中野セントラルパークを再現し雰囲気が味わえる工夫も

[広告]

 1997年に中国北京市で結成された羊齧協会は、羊肉を「タグ」とした「コミュニュケーションエンジン」としての側面と、羊肉文化の普及と共に「場」をつくるという側面を持つ「羊肉好きのための理想実現機関」として、2013年に現名称となった「羊を愛する」消費者集団。中野区観光協会が毎月初めに開催している「なかのアンテナストリート」とコラボする。1回目は千代田区、2回目は下北沢で開催し、2016(平成28)年には中野で初開催した。2020年は新型コロナの影響で中止となり、昨年は規模縮小で開催、フルスペックでの開催は3年ぶりとなる。

 出展ブースは「ラムバサダー」「アイスランドラム協会」「味坊」「ローメン・ラムかつ 上伊那ぐるめ」「キリンビール」など15ブース前後の飲食ブースと、「米国食肉輸出連合会」や「日本ムートン」などの物販・PRブースを予定。メタバース技術で会場の中野セントラルパークを再現し、遠隔地からも雰囲気が味わえるバーチャル空間も用意する。

 羊齧協会の菊池一弘会長は「羊の価格はコロナ前の約1.5倍になり、コロナの影響や、世界的食肉不足で日本に入る輸入数も減り、一部の国の羊肉は手に入れたくても手に入らないお肉となった。一方で、チリ、スペインなど、新しい国がどんどんと日本向けの羊肉の輸入を開始し、新規オープン店もどんどん増えていて、コロナでは羊肉の勢いは止まらなかったことが分かる。単なるグルメフェスではなく、羊を愛する消費者や業界関係者が集い、日本の羊文化の発展につながるお祭りとなることを目指す。今年は状況が許す限り、通常開催で大いに盛り上げていく予定なので、ぜひ来場いただきたい」と呼びかける。

 開催時間は、初日=11時~17時、2日目=10時~16時。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース