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故・田沼武能さん追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」、母校・東京工芸大で開催

メインビジュアルの写真「紙芝居に夢中の子どもたち」(佃島1955年)

メインビジュアルの写真「紙芝居に夢中の子どもたち」(佃島1955年)

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 東京工芸大学(中野区本町2)中野キャンパス6号館「ギャラリー6B01」で11月4日、同大名誉教授で今年6月1日に逝去した写真家・田沼武能(たけよし)さんの追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」が始まった。

(関連フォト)東京工芸大学中野キャンパス6号館(外観)

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 田沼さんは1929(昭和4)年、東京・浅草の写真館に生まれ、1949(昭和24)年に同大の前身である東京写真工業専門学校を卒業後、サン・ニュース・フォトス社に入社。1950(昭和25)年には新潮社「芸術新潮」の嘱託写真家として文化人の肖像写真を連載。1965(昭和40)年にはアメリカのタイム・ライフ社と契約するなど海外でも活動し、同年「世界の子どもたち」の撮影を始める。1985(昭和60)年には菊池寛賞を受賞、1990(平成2)年には紫綬褒章を受章。1995(平成7)年に同大芸術学部写真学科教授に就任、同年、日本写真家協会会長に就任。2003(平成15)年には文化功労者、2004(平成16)年には同大名誉教授に就任、2019(平成31)年には写真家として初めて文化勲章を受章。

 同展では、田沼さんのライフワークの一つだった子どもの写真を約160平方メートルのギャラリーに展示。終戦後の東京で始まり、1960年代に始めたという世界120カ国を超える国々で撮影された子どもたちの写真の中から代表作のモノクロ写真80点を展示し、田沼さんの70年を超える写真家としての軌跡をたどる。

 開館時間は10時~19時。日曜・祝日休館。12月10日まで。

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