見る・遊ぶ

新井薬師前駅近くの「スタジオ35分」で絵本作家の阿部海太さん絵画展

絵本作家の阿部海太さん絵画展メインビジュアル

絵本作家の阿部海太さん絵画展メインビジュアル

  • 26

  •  

 画家で絵本作家の阿部海太(かいた)さん絵画展「洞より来たる仔(こ)」が11月18日、廃業した街の写真館をリノベーションしたギャラリー&バー「スタジオ35分」(中野区上高田5)で始まる。

(関連フォト)ギャラリー「スタジオ35分」

[広告]

 阿部さんは1986(昭和61)年生まれ、埼玉県出身。東京芸術大学デザイン科卒業後、ドイツやメキシコに渡った。2011(平成23)年に帰国後、神話や根源的なイメージをモチーフに、絵本や絵画作品を発表。書籍の装画なども手がける。絵本の著作は、「みち」(リトルモア)、「みずのこどもたち」(佼成出版社)、「めざめる」(あかね書房)など。同じく共著は、「はじまりが見える世界の神話」(創元社)、「えほん遠野物語 しびと」(汐文社)、「ほっきょくでうしをうつ」(岩崎書店)など。2020年刊行の「ぼくがふえをふいたら」(岩波書店)では、第26回日本絵本賞を受賞した。

 同展では油彩画の新作14点を展示。ギャラリー店主の酒航太さんは「阿部さんは最近、子どもを授かり拠点を岐阜県の山あいに移した。今回の展示では、阿部さんが新しい日常の下で描いた作品を紹介する。透んで濁りがないまなざしで日常からすくい上げている詩的な世界を見てもらえれば」と話す。

 開催時間は16時~22時(11月19日と最終日は13時から)。日曜・月曜・火曜休催。12月17日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース