ドイツ人の写真家でマイケル・ニッケ(Micheal Nischke)さんの写真展「BLUE SKY - WARM SAND」が9月1日、中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で始まった。
ニッケさんは1956年ベルリン(ドイツ)生まれのファインアートフォトグラファー。ノルウェー在住時に写真を始め、ケルン(同)で写真工学を勉強した後、フォトグラフィックデザイナーとして働きながら雑誌や書籍の執筆に当たった。2004年にはミュンヘン(同)に写真スタジオとパノラマ写真のためのファインアートフォトギャラリーをオープン。ドイツ写真協会(DGPh)のメンバーで15冊以上の写真集を出版し、受賞歴はコダックフォトブック賞、if Communication Design賞、red dot design賞など。
同ギャラリーでの写真展は、2017(平成29)年と2019年に続く3回目で、4×5サイズのポラロイドフィルムを用いたピンホールカメラのオリジナルプリント作品などを展示する。ニッケさんは「ピンホールカメラのおかげで作品の核心へと焦点を合わせることができる。私がピンホールカメラに魅了されるのは被写体に秘められた未開の力であり、どのハイテクの写真技術をも超えることができる力である」と話す。
開催時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日休催。入場無料。9月30日まで。9月16日17時30分からトークショーを開く。