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都立武蔵丘高校が6メートル超四方の巨大貼り絵制作 文化祭で名画を再現

色紙をちぎって貼る手法で生徒約200人が制作を進めている

色紙をちぎって貼る手法で生徒約200人が制作を進めている

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 都立武蔵丘高校(中野区上鷺宮2)の生徒が制作している「巨大貼り絵」作品が9月9日・10日の2日間、同校の文化祭「第70回 武高祭」で一般公開される。

(関連フォト)保護者のみの公開となった昨年制作の「俵屋宗達作・風神雷神図」

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 コロナ禍真っ只中の2021年から「巨大貼り絵」の制作を始めた同校。昨年は「俵屋宗達作・風神雷神図」を制作したが、保護者のみへの公開となった。3回目となる今回は、題材をクロード・モネ作「睡蓮(すいれん)の池」に決め、現在、美術選択の200人を超える生徒が作品作りに没頭している。6メートル30センチ四方の巨大貼り絵は、一滴の絵具も使わずに、色紙をちぎり、ベニヤ板に貼り付けていく手法で制作しているという。

 代表生徒の柿沼日菜歌さんは「今年もさらにいい物を作りたいと美術の松岡先生に相談しながら取り組んできた。文化祭でのお披露目に向けて、最後の仕上げに取り組んでいる。今年は多くの人に見てもらい、私たちの団結と熱意を知ってもらいたい。一人の天才が描き上げたのではない、みんなの協力の結晶を伝えられたら」と話す。

 公開時間は、9日=10時~15時、10日=9時30分~14時30分。

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