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新井薬師前駅近く「スタジオ35分」で箕浦建太郎さん絵画展「そ」

箕浦建太郎さんの作品

箕浦建太郎さんの作品

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 箕浦建太郎さん絵画展「そ」が9月13日、廃業した写真館をリノベーションしたギャラリー&バー「スタジオ35分」(中野区上高田5)で始まる。

(関連フォト)ギャラリー「スタジオ35分」

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 箕浦さんは1978(昭和53)年、東京生まれ、山梨県在住。幼少期から絵を描き続けているといい、絵画を中心とした作品を展覧会、書籍、レコード、インターネットなどさまざまな形で発表している。近年はキャンバス作品だけでなく、陶器などの立体作品も制作している。著書に、「未完成大陸」「Decapitron3」(SHOBOSHOBO-BOOKS)、写真家・川島小鳥さんとの共著作品集「明星」「トリコ」(東京ニュース通信社)、「Hello,Good」「TOURS」などがある。今回の絵画展「そ」のタイトルについて箕浦さんは「前回も『す』だったし、特に意味はない」と説明する。

 ギャラリー店主の酒航太さんは「拠点を東京から山梨に移し、一層自身の絵と向き合っているようだ。6月末に訪れたアトリエには床一面に無数の絵具チューブがばらまかれていて、郊外の涼しい画家のアトリエというより、リングとか土俵といったような稽古場のような印象を受けた。彼は頭の中をなるたけ空っぽにするように努めてから絵に向かっているという。無意識からなにかをすくい上げ、線や色を重ねていく。これを何度も繰り返していき、最終的には不思議な生物が描かれた絵画が生まれてくる。箕浦さんが描く太古より行われているこのような行為を通じて、生まれてくる生物はとても明るく、宇宙的で、おかしみがあり、かわいい」と話す。

 開催時間は16時~22時。日曜・月曜・火曜休催。要1ドリンクオーダー。10月7日まで。

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