「Local Terrace(ローカルテラス)~大和町・高円寺と福島のまちとつながる1日」が9月24日、「KOENJI Crossover(高円寺クロスオーバー)」(中野区大和町1)内の複合施設「&tenna(アンテナ)」で開催される。
同施設を利用したことがない人を対象に同施設や同施設の活動を周知し、足を運ぶきっかけをつくろうという同イベント。入居者や周辺利用者、近隣の住民が出店できるブースを設け、地域とつながる機会やコミュニティーの創出を狙う。「&tenna」は、東京電力パワーグリッドが展開する賃貸マンションのブランド「高円寺クロスオーバー」内に1月6日にオープンした複合施設。名称は「ally(仲間)」「neighbors(ご近所さん)」「notice(情報)」「event(イベント)」「town(まち)」という5つの「ローカル」それぞれアルファベットの頭文字を取った造語。同施設は、5つの「ローカル」とつながる中継基地を目指すという。
当日は、福島県の物産などを中心に販売するほか、大和町や高円寺の「まち」をテーマにした商品も展示販売する。また、東電グループによる福島県のフードキッチンカーと神奈川県百合ヶ丘のスパイスカレー「SUNROKU」のキッチンカーが来場する。福島県喜多方市のマルシェも出店。同県田村市の「ホップガーデンブルワリー」はビールを提供するほか」木材を使ったワークショップを開く。東京と福島で2拠点生活する荒井夢子さんのトークライブ(13時~)も開く。
同施設を運営するクオル(渋谷区)の同施設コミュニティーマネジャーの藤井勝己さんは「中野区と防災協定を締結していることから今後は、東日本大震災の振り返りや東北地方の紹介などを織り交ぜつつ防災の要素を盛り込み、防災意識を喚起するきっかけ作りも検討していく」と話す。
開催時間は11時~15時。