中野区と駐輪場シェアサービス「みんちゅうSHARE-LIN」を運営するアイキューソフィア(新宿区)は11月20日、「駐輪場シェアサービスによる自転車等駐車場施設の設置及び運営に関する協定」を締結した。
(関連フォト)調印する酒井直人区長(左)とアイキューソフィア中野里美社長(右)
同シェアサービスは、空いている土地・スペースを自転車やオートバイなどの駐輪場として貸し出すことができ、自転車などの利用者はスマートフォンアプリを使って借りることのできる駐輪場のシェアサービス。放置自転車問題などを解決し、不正駐輪のないまちづくりを目指しているという。
区長室で行われた調印式には、酒井直人中野区長、酒井たくや中野区議会議長、同社の中野里美社長、同区の豊川士朗都市基盤部長らが出席した。
中野社長は「女性を中心に社会課題を解決するためにサービスを立ち上げた。中野駅周辺や東中野、野方、鷺ノ宮などの駅周辺を中心に、商店街にもぜひ有効活用してもらいたい。小規模分散型の駐輪場を目指す」と話した。
酒井区長は「放置自転車など自転車の利用に関して課題を抱えている。アイキューソフィアと協力し、課題解決していきたい」、酒井議長は「安全で快適な歩行空間を担保していきたい」と、それぞれ話した。