見る・遊ぶ 暮らす・働く

「中野ゆるキャラ」決定-東京中野ライオンズクラブ50周年記念事業の一環で

最優秀作品は伊藤誠さんの作品「かっこい(仮称)」

最優秀作品は伊藤誠さんの作品「かっこい(仮称)」

  • 0

  •  

 11月25日で50周年を迎える東京中野ライオンズクラブ(中野区東中野5)は8月5日、「中野のゆるキャラ」を決定した。

最優秀作品は応募総数170点の中から決定した

[広告]

 同クラブは結成50周年記念事業として「なかなかなかの時空間冒険プログラム」と題し、中野の歴史や文化を楽しく学べる小中学生向けのテレビ番組や教材をシティテレビ中野、中野マンガ・アートコートにあるマンガスクール中野と共同で製作する予定で、番組内に登場するナビゲーターとして「ゆるキャラ」を募集していた。

 募集に際して同クラブは、「中野の土地柄、歴史、環境、祭りなど、中野の文化にふさわしい新しいキャラクターとし、大勢の方々に愛されるデザインを募集する」としていて、中野にゆかりのあるものをモチーフにすることが条件。モチーフは、江戸時代に現在の中野駅周辺の広大な敷地に御囲(おかこい=犬の保護施設)を設け、生類憐れみの令を下した第5代将軍徳川綱吉の犬好きにちなんで「犬」、同区の花である「ツツジ」、同区の地形が似ているとされる「チョウ」の3つ。

 6月7日に募集を開始し、締め切りの7月16日までに170作品の応募があった。審査委員長でイラストレーターの原田みどりさん、審査委員で映像プロデューサーの高遠瑛さんや漫画家のソラニユホさん、同クラブ第50代会長の高山義章さんらが審査を行い、同19日には6作品に絞り、8月5日に最優秀作品を決定した。

 一次審査、二次審査を経て、さまざまな議論を繰り返しながらの選定で、最優秀作品には、伊藤誠さん制作の「かっこい(仮称)」が選ばれた。「チョウ」型のポーチをぶらさげた黄色の「犬」を色鉛筆で描いた作品。原田審査委員長は「ポシェットがよい」、高遠審査委員は「表情がよく、子どもたちの人気が出そう」と決めた理由を話した。

 最優秀作品以外に入選作品や審査員長特別賞なども決まっていて、8月9日12時30分から同クラブ事務局のあるwest53rd日本閣で表彰式を執り行う予定で、最優秀作品には20万円の賞金と副賞が贈呈される。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース