中野通りの桜が開花し、3月15日から実施している「中野通り桜ライトアップ」と桜とのコラボが人気を集めている。

（関連フォト）取り壊しが決まっている中野サンプラザと桜

　「桜のトンネル」が観光名所にもなっているJR中野駅（中野区中野5）から中野通り沿いに北へ向かって続く哲学堂公園までの約320本の桜。40年近く前からこの約2キロの桜並木にちょうちんを付けていたが、コロナ禍や光熱費高騰などの影響でここ数年、開催できていなかった。

　今年は東京都の「春のライトアップモデル事業費助成金」を活用し、JR中野駅から新井五差路交差点（中野区新井1）までの約1キロの桜並木がライトアップされた。実施したのは中野区観光協会で、3年間でライトアップの密度を増やしていく予定。

　夜桜見物でライトアップを見た人はSNS上で「ほかと違って桜そのものをライトアップしてるから美しい」「全部がライトアップされていないのでとても幻想的」「ちょうちんも良かったけどこちらも映える」「中野通りのライトアップ新鮮で美しい」「桜が散っても期間中は楽しめそう」「サンプラザを見に中野に初めて来たけど中野の桜ってすごいね」などの投稿が見られる。

　点灯時間は17時30分～21時。4月10日まで。