中野区出身の演歌歌手・藤井香愛(かわい)さんが4月23日、中野沼袋氷川神社(中野区沼袋1)境内で新曲「純情レボリューション」を歌って奉納した。
(関連フォト)立ったままで絵馬にヒット祈願を書く藤井香愛さん
新曲は、徳間ジャパンから4月24日発売の6枚目のシングル。作詞は及川眠子さん、作曲は幸耕平さん、編曲は萩田光雄さんが担当し、自身のシングルとしては初めて歌い出しがサビになっているという。藤井さんは「中野はわたしが生まれ育った街。この場所でヒット祈願ができたことは、自分の原点からスタートできるという幸先のいいスタートになりそう。この曲がヒットするように、そして大好きな中野の街も盛り上げていけたら」と話す。近日中にミュージックビデオも公開するという。
正午前に神殿でヒット祈願の祈とうを行い、その後は境内の「三本願い松」前でセクシードレスを着て新曲を歌った。囲み取材で藤井さんは「曲名にもなっているレボリューションは革命の意。ドレスのデザイン検討から参加し、パーソナルジムにも通って体重を4キロ、体脂肪率も6%落とした。髪の毛もバッサリ20センチくらい切って、自分も演歌や歌謡曲界に革命を起こしたい。若手演歌女子の筆頭になれるよう頑張る」と意気込みを話した。
藤井さんは1988(平成元)年生まれ。2008(平成20)年には東京ヤクルトスワローズ公認パフォーマンス・アーティスト「DDS」(現Passion)に参加。その後に結成された公認サポーターソングを歌うダンスボーカルユニット「DAD'S」ではメインボーカルを担当。29歳になった時に応募した2017(平成29)年の徳間ジャパンコミュニケーションズとラジオ日本主催の演歌・歌謡曲新人アーティストオーディション「歌姫、歌彦を探せ!!」でファイナリストに選出される。2018(平成30)年7月4日、徳間ジャパンコミュニケーションズよりシングル「東京ルージュ」でメジャーデビュー。2022年には「第64回輝く!日本レコード大賞」で「日本作曲家協会選奨」を受賞。