JR中野駅北口広場(中野区中野4)や北口暫定広場などで7月19日・20日、沖縄エイサー踊りの披露を中心としたイベント「中野チャンプルーフェスタ2014」が開催される。主催は中野北口昭和新道商店街など。
同イベントは2005年に始まって今年で10回目。中野区と沖縄の関係は長く、1970(昭和45)年に中野区青少年課の委託による「沖縄郷土の家」が開設されたことに始まるという。
参加するのは東京中野真南風エイサー、東京中野区新風エイサー、中野打越太鼓を中心としたはじめとした区内団体と、本場の沖縄県沖縄市「久保田青年会」も参加予定で、会場となる中野サンプラザ前、JR中野駅北口暫定広場、JR中野駅北口広場などの会場でエイサーを披露するほか、沖縄やいわきの物産展、子ども向けクラフト締太鼓ワークショップなども開催される。
今年は、各エイサー団体と中野打越太鼓で「盆踊り」をコンセプトとしたコラボレーションが演じられる予定。盆踊りのやぐらのように打越太鼓を中心にして、その周りを各エイサーたちが踊り回るという。そのほか「道じゅねー」と呼ばれるエイサーの練り歩きは中野サンモール通り、新仲見世通り、昭和新道通りなどで行い、「道じゅねー」の最終地点である新井薬師梅照院では奉納エイサーを予定している。
同イベント実行委員長で中野北口昭和新道商店街の「立ち呑みパニパニ」経営者の長谷部智明さんは、「あっという間の10年目、されどまだ10年。高円寺阿波踊りや阿佐ヶ谷七夕まつりに負けない、長い歴史をもつ大きなイベントになるよう、これからも育てていきたい」と意気込みを話した。
開催時間は11時45分~19時(20日のみ11時~)。練り歩きは13時~18時。19日には高円寺阿波踊りの「びっくり連」が友情出演する予定。なお、現在ボランティアスタッフを募集していて、当日協力の人にはスタッフTシャツを進呈する。