JR中野駅と西武新宿線新井薬師駅の中間に位置する薬師あいロード商店街に7月31日、「ハワイアン ダイニングバー MahaLoa（マハロア）」（中野区新井1、TEL 03-5345-5086）がオープンした。

エントランスを抜けると広い空間が広がっている

　ビルのオーナーである窪寺弘匡（ひろまさ）さんが店主、娘の早紀さんが店長を務める同店。コンセプトは「お客さま、出演者、スタッフも楽しく、地域の人たちが気楽に集まれる常夏のダイニングバー」。席数は、テーブル席32席、カウンター7席、エクストラ席20席、合計59席。PAブースを含むステージを備える。

　フロアは地下1階にあり、入店は1階のエントランスから。エントランスからホールに向かうスロープには来店者の気持ちを高ぶらせる「ある仕掛け」があるという。ホールへの階段を降り切る途中から店内空間が広がり、階段途中にバーカウンター、階段下にアリーナ的なテーブル席、一番奥にステージを設ける。

　フードメニューは「石焼ロコモコ」（800円）、「エッグベネディクト」（1,000円）、「マハロアスペアリブ」（1,200円）、「パエリア」（1,300円）のほか、うつわまで食べられる「ミモザサラダ」（850円）、スイーツなども用意する。ドリンクメニューはワインや生ビール、日本酒、ウイスキーのほか、「マイタイ」「ピニャコラーダ」「チチ」「セックス・オン・ザ・ビーチ」（以上800円）などのハワイアンカクテル、「ビッグウェーブ」「ファイアーロック」「ロングボード」（以上750円）などのハワイアンビールも用意する。

　店主の弘匡さんは「かねてよりハワイアンのお店をこの地に作りたいと考えていた。近所の人たちが仕事帰りに気楽に集まれる陽気な場所になるよう工夫して店舗を考えた。また、区内には多くのフラダンスチームや、若手のお笑い芸人らがたくさんいるが、ダンスや芸を披露する場所が少なく、ステージなどを設けて、食事やお酒を楽しみながらショーを見ることのできる場所を作ったつもり。それぞれのハワイを感じながら、楽しい時間を過ごしてほしい」と話す。

　オープン前には地元商店街関係者や開店に携わった中野区内の限られた人たちに感謝を込めて店をお披露目した。店長の早紀さんは「地域の人たちに愛されながら、また遠くからでもお越しいただき、地域活性化にお役に立てられるような店作りをしていきたい。そしてこの場所からいつでも常夏気分をお届けすることができれば」と意気込む。

　営業時間は16時～24時。木曜定休。オープンから4日間はウエルカムドリンクやお楽しみ抽選会などのオープニングイベントも用意する。