中野・薬師あいロードにラーメン店「素材の力 麺屋香澄」(中野区新井1、TEL 070-6989-7548)が7月1日、オープンした。
席数はカウンター6席とテーブル席の合計10席。店主の横山俊幸さんが、夜に同所で営業をしているバー「POOL」を20時まで借りる形で営業している。もともと同バーの客だった横山さんが店主と交渉し、ラーメン用の調理器具をそろえて開店にこぎ着けた。
当初は「塩香澄ラーメン」(700円)の1メニューのみで営業を始めたが、「ミニチャーシュー丼」「ミニ高菜明太子丼」や、ラーメンスープをかけて食べる「出汁茶漬け梅ご飯」(以上、300円)などのメニューを加え、7月15日には「味を決めかねていた」という「塩つけそば」(750円)がラインアップに加わった。
「こだわり」は、店名にもなっている「香りのよい、澄んだスープ」。横山さんは「生まれも育ちも中野で、中野のラーメンやつけ麺はよく食べ歩いていたが、地元中野で自分の好きなさっぱり系のラーメン屋を出したかった。一昨年に閉店してしまった『つけそば栄楽』の味が大好きで、栄楽のスープを自分の得意な塩系で目指したつもり」と話す。
「中野が発祥とされる『つけそば』もメニューに加えられた。自分の味が中野の人たちに1日でも早く受け入れられるよう日々研究していきたい」とも。
営業時間は昼=11時~15時、夜=17時~20時(スープが無くなり次第終了)。