能楽一噌(いっそ)流笛方・一噌幸弘さんがプロデュースするイベント「能楽堂へ行こう」が11月5日、東中野の梅若能楽学院会館(中野区東中野2)で開催される。
重要無形文化財総合指定保持者で能楽師一噌流笛方の一噌幸弘さん
敷居が高そうな能楽に、さまざまな趣向を凝らして気軽に足を運ぶことが目的。3部構成で、第1夜は「替ノしらせ」と題し梅若能楽堂で、第2夜は「舞と管弦楽 百花繚乱(りょうらん)」、第3夜は「東洋 meets 西洋」とそれぞれ題し、共に国立能楽堂で行われる。
第1夜「替ノしらせ」は、各界楽器の達人が「超絶技巧演奏を」繰り広げる音楽集団「しらせ」による能楽。津軽三味線の小山豊さん、邦楽打楽器の望月太喜之丞さんも加わり、一噌さんオリジナルの曲を披露する。
出演は一噌さん(能管・しの笛・田楽笛・リコーダー・つの笛他)、壷井彰久さん(バイオリン)、小山豊さん(津軽三味線)、望月太喜之丞さん(邦楽打楽器)、吉見征樹さん(タブラ)。
開場18時、開演19時。正面指定席5,000円、中正面・脇正面自由席4,000円(各席共当日券はプラス500円)。