なかのZERO西館小ホール(中野区中野2)で10月5日、タバマ企画・田畑真希さんの最新ダンス公演「カーニバル」が行われる。
同公演は、なかのZEROが今年8月下旬から進めてきた「中野の人々を巻き込んださまざまなダンスプロジェクト」の最終公演という位置付けで、「見る人の心をつかむ」と評される若手ダンサー田畑さんが同プロジェクトのために構成・演出した。サブタイトルは「老若男女集まって『今』を彩るカーニバル!」。
日本だけでなく海外でのライブ活動やドキュメンタリー映画のサントラなどを手掛ける「馬喰町バンド」の音楽にのせて、「もみじ山ダンサーズ」と一緒に中野の姿を表現。昔と今が混在する風景が時代の流れとともに新たな空気や景色を作り出していく姿に一つの人生を感じることができるという。
なお、同公演で結成する「もみじ山ダンサーズ」は同ホールがある「紅葉山公園」から命名。すでに申し込みのあった同区内在住の中学生以上のダンス愛好家のうち十数人が集まり、10月1日から4日間のワークショップとリハーサルを経て本番に臨む。
同ホールのイベント担当者は「華やかで、エネルギッシュな『カーニバル』をぜひ見てほしい」と話す。
開演は14時。チケットは全席自由で1,500円(未就学児入場不可、高校生以下は学生証提示で500円)。なかのZEROチケットセンター(TEL 03-3382-9990)で販売している。