中野区歴史民俗資料館で江戸の茶室公開-学芸員「早く紅葉が色付けば」

公開されている江戸時代の山崎家庭園や茶室

公開されている江戸時代の山崎家庭園や茶室

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 中野・江古田の中野区立歴史民俗資料館(中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)で現在、江戸時代の建造物である山崎家の庭園や茶室が特別公開されている。

中野区立歴史民俗資料館の正面右奥の樹木エリアが庭園

 同建造物は江戸時代末期の1841(天保12)年に建てられ、6畳の茶室と書院、8畳の客室からなる。茶道をたしなむ上流階級の迎賓館的な役割を担っており、徳川御三卿の田安家なども訪れたといわれている。毎年この時期に一般公開されているが、同館学芸員の石村篤史さんは心配事があるという。

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 石村さんは「毎年この季節になると、庭園の真ん中にあるもみじが色付いて素晴らしいコントラストとなり、庭園としても見応えがあるが、今年はまだ青々としていていつ色付いてくれるのか心配。早く秋色になって、庭園も茶室もたくさんの人に見ていただきたいのだが」と話す。

 公開時間は9時~16時。月曜・第3日曜休館(荒天の場合は非公開の場合あり)。入場無料。11月30日まで。

 同資料館は、名誉都民である山崎喜作さんから1984(昭和59)年、「資料館用地に役立ててほしい」と2600平方メートルの土地が寄付されたことを契機に、郷土の文化遺産を保存し展示活用していくため、1989年に「山崎記念中野区立歴史民俗資料館」として開設された。同建造物はその敷地内にある。

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