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中野消防署近くにネパール人だけのラーメン店-初来日の成田空港で食べて夢中に

ネパール人店主のサムラットさん(右)とネパール人スタッフ、妻のビヌさん(左)

ネパール人店主のサムラットさん(右)とネパール人スタッフ、妻のビヌさん(左)

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 青梅街道沿い中野消防署近くの本町三丁目バス停前に3月12日、博多とんこつラーメン「ビヌちゃん」(中野区中央3、TEL 03-6279-3797)がオープンした。

定番メニューの「博多とんこつラーメン」

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 同店は、新大久保のラーメン店で修行をしていたネパール人のサムラットさんが、妻のビヌさんの名前を店名に付け自宅近くに開業。サムラットさんは6年前、ビジネスを学ぶための留学生として日本に来た。「日本に到着した時、成田空港で初めてラーメンを食べ、その味にとても感動し夢中になった。その瞬間、自分のラーメン店を持つことが夢となった」という。席数はカウンター5席とテーブル3卓の計11席。

 メニューは「博多とんこつラーメン」(600円、替え玉1玉無料)とビールのみだが、4月からは「つけ麺」や、ギョーザのような「モモ」などネパールのメニューなども増やし、2階も開放して「博多とんこつラーメン居酒屋」にするという。2階は10席程度。

 サムラットさんは「日本のラーメンは今やワールドフードで、世界中の人たちは誰でも好き。そして、おいしいラーメンを出してさえいれば、博多とんこつラーメン特有の『こなおとし』『はりがね』『ばりかた』や『替え玉』などのキーワード以外に言葉はいらない。スタッフ全員がネパール人だが、ネパール人だけでもおいしいラーメンが作れることを伝えたい。修行した店の大将には感謝しているし、そこで学んだことを自分なりにアレンジして、もっとおいしいラーメンを作り続けたい」と意気込む。

 営業時間は11時~24時(スープが無くなり次第終了)。開店記念として、3月中はラーメンを500円で提供する。

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