JR中野駅北口ふれあいロードに5月11日、「5丁目チキン立ち飲みバル とり☆パニ」(中野区中野5、TEL 03-3387-1247)がオープンした。
同店は「This is NAKANO!の店」をコンセプトとした立ち飲みバルで、昭和新道の人気店「立ち飲みパニパニ」の新業態。店主は、昨年開催10回を迎えた沖縄エイサーイベント「中野チャンプルーフェスタ」実行委員長も務める地元著名人の長谷部智明さん。広さは約15坪で、壁際のカウンターと自由にレイアウトできるテーブル10卓。最大で50人以上は入れるという。
アメリカ製の大型ユーログリルで焼く鶏の丸焼きメニューを中心としたフードメニューは、「ジューシーチキン」(500円)、「スパイシーとり軟骨揚げ」(450円)などのほか、「キャロットラペ ハニーナッツのせ」「3種の葉っぱサラダ」「本日のピクルス」(以上、400円)や「トマトばっかりサラダ」(450円)などの野菜メニュー、「たこのジョセフィーヌドレッシングがけ」(500円)、「フライドポテト マヨソースがけ」(400円)、「クリームチーズのディップ(クラッカー付き)」(450円)、「パリパリパスタ エジプト塩味」(300円)などのサイドメニューも用意する。「ジューシーチキン」は「半鶏」(1,380円)からテークアウトも可能。
ドリンクメニューは、「ハートランド生ビール」「スパークリングワイン」(以上、500円)、「ハイボール」「グラスワイン」(以上、400円)やボトルワイン(2,500円~)、「サングリア」「モヒート」や「季節のおすすめ」なども用意する。
今月8日にはレセプションを行い、お笑い芸人やミュージシャンを含む「パニパニ」の常連客約50人にチキンや酒類などが振る舞われた。同ビル内でスケボーショップ「FATBROS」を経営する萩原明則さんから「とり☆パニ」オリジナルスケートボードが贈られたほか、同区内でも活動する「BENCH」さんが作った「とり☆パニのうた」が披露され、店内には歓声が起こった。
レセプションで長谷部さんは「最近は中野が注目されチェーン店の進出も多いので、自分たち中野ブランドの店が頑張らなきゃと思い、これぞ中野的な元気印の店を作ろうと思った。箸で食べるジューシーチキンで立ち飲み革命を起こしたい」と話した。お笑いトリオ「パンサー」ボケ担当の菅良太郎さんは「パニパニにはまって常連となった自分としても、とてもうれしい。この境目なしで誰とでも仲良くなれる空間、いいですよね。こんな居心地のいい場所、(パンサー)尾形だけには教えたくないな(笑)」と話していた。
店長の福島美咲さんは「中野でたまたま入ったこの店が、また中野に来るきっかけとなればうれしい。この店を拠点にもっと中野を知ってもらい、もっと中野を好きになってほしい」と話した。
営業時間は17時~24時。日曜定休(予定)。