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中野区、白鷺に大規模公園を整備 「児童の体力向上に活用してほしい」と区長

人工芝の多目的広場

人工芝の多目的広場

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 現在7カ所の大規模公園を整備している中野区(中野区中野4、TEL 03-3228-8848)は5月21日、中野区立白鷺せせらぎ公園(白鷺1)の整備が完了したと発表した。

1736平方メートルの憩い広場

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 2005年9月の集中豪雨で1200棟を超える浸水被害を出した同区内を流れる妙正寺川流域の水害対策を東京都に要望し、老朽化が進んだ都営鷺の宮アパートの中高層アパートへの建て替え計画の実施により創出した約1ヘクタールの用地に、東京都が調節池(貯留量=約3万5000平方メートル)を整備。同区はこの調節池の上部に人工地盤を構築し、防災機能を有した同公園を整備した。同公園の名称は公募を行い、59件(23人)の応募の中から地元町会長などにより構成された名称選定委員会で決定した。

 同公園の一般施設は、人工芝の多目的広場、防球ネット、1736平方メートルの憩い広場(草地)、トイレ2カ所、幼児用複合遊具や健康遊具など。多目的広場はセンター方向60メートルの少年野球場、39メートル×60メートル1面の少年サッカー場、40メートル×20メートル2面のフットサルコートなどとして利用可能。防災施設は、発電機が収納されている防災倉庫1棟、マンホールトイレ12基、ソーラー式LED照明灯7基。

 田中大輔中野区長は「中野区は子どもたちが野球やサッカーをする場所が相当不足している。子どもたちの体力向上のためなど、大いに活用してほしい」と話す。

 同区では6月13日11時からオープニングセレモニーを開催予定で、町会などが企画するミニゲーム・餅つき・少年サッカーの試合なども行われる。

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