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中野氷川神社で「例大祭」-街中をみこしが練り歩く

中野通りを南下する打越のみこし

中野通りを南下する打越のみこし

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 旧中野村の総鎮守社である中野氷川神社(中野区東中野1)の例大祭が9月15日・16日、開催された。

中野通りを南下する打越のみこし

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 中野氷川神社の祭神は素佐之男命(すさのうのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめ)・大己貴命(おおくにぬし)。創建は1030年といわれており、後一条天皇の御宇、源頼信が平忠常征討の際、武蔵国一宮大宮氷川神社より勧請(かんじょう)したもの。また1477年には、太田道灌が豊島泰経・泰明兄弟討伐の際に戦勝祈願し、凱旋(がいせん)後社殿を造営した。

 氷川神社例大祭は、各町会からみこしや山車が出て街を練り歩く中野で最も大きな祭礼。氷川神社がある東中野地区だけでも数基のみこしがあり、中野駅北口、南口、鍋屋横丁など合わせて10基以上のみこしと山車が中野の街中を練り歩く。青梅街道や早稲田通り、山手通りなどの大通りだけでなく、小路を通るのも特徴。夕刻には1基のみこしだけが女みこしに早変わりするのも恒例になっている。

 夕刻には、北野神社などの周辺神社にそれぞれのみこしが集結し、連合みこしが始まる。15日には中野氷川神社の神楽殿で、翌16日に北野神社で壮大な打越太鼓が披露され、一番の盛り上がりを見せた。

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