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中野で「わんぱく相撲大会」-明大相撲部が事前稽古も

昨年行われた「わんぱく相撲」の様子

昨年行われた「わんぱく相撲」の様子

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 中野区立中野体育館(中野区中野4)で5月12日、「わんぱく相撲中野区大会」が開催される。主催は東京青年会議所。

今回のポスターイメージは漫画家ちばてつやさん作

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 37回目を迎える同イベントは、中野区内在住、在学の小学1年~6年生を対象とした相撲大会。実行委員長の鳥居憲太郎さんは「相撲は日本人の心や精神を表した競技であり、勝ち負け以上に相手を敬う心、品格が明確に求められる。取り組みにおいても、相手の力を正々堂々受け止めた上で勝つという美学があり、相手の日々の努力を認めて受け止めるからこそ、敗者への思いやりや勝者への尊敬が生まれ、そこに『ありがとう』の言葉が誕生する、という意味から『ありがとう ~感謝から学ぼう日本の心~』というサブタイトルを付けた」と話す。

 12時30分の受け付け開始から開会式が行われる13時30分までの間、明治大学相撲部による礼儀作法、基本的な構え、技などが学べる事前稽古にも参加することができるほか、男女4~6年生の上位入賞者は東京都大会への出場権が得られる。

 当日の競技方法は学年別トーナメント方式で、1~3年生は男女混合、4~6年生は男女別のトーナメント。大会に参加する児童には協賛企業より参加賞も用意。参加要項は同会議所中野委員会のホームページで確認できる。

 鳥居さんは「年々参加児童の数が減少しているが、今年は最低でも昨年の倍以上を動員したい。そして参加してもらった児童とその保護者には倍以上の喜びと感動を与えたい。素晴らしいイベントにしてみせる」と意気込む。「ありがとうと言える人間になってほしい。応援してくれてありがとう、被災地支援ありがとう、守ってくれてありがとう、という心を育めれば」と鳥居さん。

 当日は、「復興支援販売会」も同時開催。「針と糸から復興への糸口を」をコンセプトとした「大槌復興刺し子プロジェクト」や、中野区観光協会による「復興デパートメント」が東北のハンドメード品や伝統工芸品、食料品などを販売する。

 受付開始は12時30分。当日、参加申込書を持参する。参加無料。

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