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中野レンガ坂にスペインバル「siono」-高級生ハムやパエリヤなど

レンガ坂スペインバル「siono(シオノ)」外観

レンガ坂スペインバル「siono(シオノ)」外観

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 JR中野駅南口レンガ坂に5月8日、スペインバル「siono(シオノ)」(中野区中野3、TEL 03-3381-5178)が開店した。夕方からのバルタイムに加え、同21日からはランチ・カフェタイムも開始した。

オーダーされてから調理する「ミックスパエリヤ」(2人前、2680円)

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 同店は「本場のスペイン料理やワインをリーズナブルな価格で提供する、スペイン・ラマンチャ地方の田舎町にあるバル」をコンセプトに、スペインの代表料理や家庭料理などを「おすすめ」ワインと共に提供している。店名はスペイン語で「Yes or No」の意味がある「si o no」と、この地で3代50年以上店舗を構えていて2013年3月に閉店した「シオノ化粧品」の名前にかけ、「シオノ化粧品のように地元に長く愛されたい」という思いでて命名したという。店内はカウンター11席と5卓のテーブル席合わせて27席で禁煙、店舗外にはテーブル2卓あり喫煙対応。

 前菜は、ドングリ(=ベジョータ)だけで育った最高級イベリコ豚の生ハム「ハモン・イベリコ・ベジョータ」(1,000円~)、「一押し」の「いわしのマリネ」(680円)、レバーの臭み消しにシェリー酒やハーブを使った「鶏レバーのパテ」(時価)などを用意。そのほかニンニクのソースを使った「ポテトサラダ アリオリソース和え」(480円~)、シェフが当日用意した「タパスの3種類盛り合わせ」(1,280円~)なども。

 焼き物は「イベリコ豚の鉄板焼き」「エビのガーリックソテー」「マッシュルームの陶板焼き(以上720円~)など。煮込み料理はオレンジと一緒に柔らかく煮た「豚バラ肉のサングリア煮込み」、パプリカパウダーの香りと味が特徴的な「牛胃袋の煮込み」(以上720円)。揚げ物は「生ハム入りクリームコロッケ」(2個400円~)、「イカのフリット」(480円)、「イワシのフリット」(680円)など。

 パエリヤは2種類を用意。本物のサフランを使った魚介の「ミックスパエリヤ」、折った細いパスタを使っためずらしい「パスタのパエリヤ」(以上、2人前2,680円~)。オーダー後に生米から調理を開始するため、混雑時には約1時間程度の時間がかかるという。

 開店にあたり店主は「中野南口で会社を18年経営、事業部のひとつ「スペイン語教室マカレナ」をこのレンガ坂に約5年ほど前にオープンしたことがきっかけ。この街に住む人、訪れた人が駅のすぐ近くにホッと落ち着ける場所が少なく、もしこのレンガ坂にあたたかいベンチのような休める場所があればという思いから、昼間から解放されている本場スペインのバルのようなお店を作りたかった。気軽に立ち寄ってもらい、軽くおしゃべりして飲めるような店にしたい」と話す。

 営業時間は、カフェ=12時~16時、バル=17時~24時。

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