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中野で羊業界のお祭り「羊フェスタ」 「第四の食肉のその先へ」をテーマに

「羊フェスタ」で人気のラムチョップ

「羊フェスタ」で人気のラムチョップ

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 「羊フェスタ2024 in なかのアンテナストリート」が11月2日・3日の2日間、中野セントラルパーク(中野区中野4)パークアベニューと隣接する中野四季の森公園(同)で開催される。主催は羊齧(ひつじかじり)協会、中野区観光協会(中央3)などで構成する実行委員会。

(関連フォト)「第四の食肉のその先へ」が今年のテーマ「羊フェスタ」ポスター

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 1997年に中国北京市で結成された羊齧協会は、羊肉を「タグ」とした「コミュニュケーションエンジン」としての側面と、羊肉文化の普及と共に「場」をつくるという側面を持つ「羊肉好きのための理想実現機関」として、2013年に現名称となった「羊を愛する」消費者集団。中野区観光協会が毎月初めに開催している「なかのアンテナストリート」とコラボする。1回目は千代田区、2回目は下北沢で開催し、2016(平成28)年には中野で初開催した。2020年はコロナ禍の影響で中止となり、2021年は規模を縮小して開催。2022年からさらに規模を拡大して9回目の開催となる。

 今年のテーマは「第四の食肉のその先へ」。羊齧協会の菊池一弘会長は「10年前は一部の方の嗜好(しこう)だった羊肉が、みんなのものになりつつある。一般化し、障壁が消え始めた今だからこそ、『羊フェスタ』を通し、魅力と正しい情報を発信し、羊文化の日本へのさらなる浸透を進めることができればと思い、今回のテーマを決めた。『羊フェスタ』はただの食フェスではなく、羊好きの消費者団体が、羊業界の皆さんの協力で開催するイベントで、大がかりな文化祭的なイベントと考えている。飲食店、飲食グループ、輸入商社の方、各国団体の方が訪れるイベントでもある。来場者も含めて、羊肉業界の今が分かる企画、それが『羊フェスタ』」と話す。

 出展ブースは「Lambassador(ラムバサダー)」「米国食肉輸出連合会(USMEF)」「アイスランドラム協会」「美味(おい)しいウェールズラム SHIMA supported by HCC and TOP TRADING」「一宮活性化プラン協議会(いちのみやヒツジかい)」「日和商事」「JUMPING GOAT」「日本ムートン」「GrapeFox」「北海道遺産ジンギスカン応援隊」「ジンギスカンのジンくん」「味坊」「羊のまち士別市」「旭川成吉思汗(ジンギスカン) 大黒屋」「おだしのだしお(土曜日のみ)」「Lamblian ラムリアン」「SHEEP FREAKS」「Seamus O’Hara Irish Pub」「マーボードウフ」「ローメン・ラムかつ 上伊那ぐるめ」「ラム焼き肉専門店lambne らむね」「羊のロッヂ」「ナチュラルセンス(日曜日のみ)」を予定。ウェブ上での企画も予定。

 菊池会長は「羊フェスタは10年目で9回目。今年は店舗数を増やし行列対策を行う、当日売り切れる数を店にお願いしてフードロスを防ぐ、クリーンステーション設置や飲食テーブル設置するなどして、サービスを向上し、羊フリマなど肉要素以外も充実させるなど、10年たって、さらに磨きのかかった羊のおいしさ、楽しさを広くみんなに知らしめていきたい」と話す。

 開催時間は、2日=11時~17時、3日=10時~16時。入場無料。

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