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中野駅ガード下ギャラリーで写真家・酒航太さんが写真展「見ると見られる」

中野駅ガード下ギャラリー「夢通り」に展示の作品30点

中野駅ガード下ギャラリー「夢通り」に展示の作品30点

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 写真家・酒航太さんの個展「見ると見られる2024」が12月1日、中野駅ガード下ギャラリー「夢通り」(中野区中野4)で始まった。

(関連フォト)酒航太さんの作品

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 酒さんは1973(昭和48)年、東京都武蔵野市出身。1997(平成9)年、米「San Francisco Art Institute」卒業。国内外の個展、グループ展で写真作品を発表。2014(平成26)年、中野の新井薬師にギャラリー&バー「スタジオ35分」(上高田5)を開業し、店主を務める。

 「見ると見られる」は2012(平成24)年に「スタジオ35分」で12回にわたり毎月3枚の動物写真をバス通りに向けて直立させ、鑑賞者は歩道からガラス越しに見るスタイルで展示していた。中野駅の北口と南口をつなぐ高架下のギャラリーのサイズを計ってみたところ、当時の大判プリントを丁度並べられることが分かり、昨年12月末に同所で展示した。

 酒さんによると、「路上に動物の大きな顔写真が並んだこの展示はさまざまな反響があり、この作品は中野駅ガード下のサイトスペシフィック・アートとして機能したと感じたので今年も同様の展示を行うことにした」という。「変わりゆく中野の街と雑踏を動物たちはどのように見て、見られるのか?」と酒さん。同展では、酒さんが撮影した動物の写真30点を展示する。

 12月28日まで。

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