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東中野に「なべしろ」 1人用の鍋「小鍋立て」中心に創作和食やスイーツも

「たっぷり野菜の小鍋立て~みぞれ風~」鍋のふたを開ける共同代表の林鷹成さん

「たっぷり野菜の小鍋立て~みぞれ風~」鍋のふたを開ける共同代表の林鷹成さん

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 「小鍋立て専門 なべしろ」(中野区東中野1、TEL 03-6908-6786)が12月2日、JR東中野駅東口南側の区検通りにオープンした。

(関連フォト)「小鍋立て専門 なべしろ」外観

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 料理責任者の中島悠さんとフロア責任者の林鷹成さんが意気投合し、共同代表2人体制で会社を設立して開いた同店。中島さんは「鍋物は、火力の調節だったり、取り分けだったり、誰かが鍋のお守りをしなければならず、ゆっくり食べられない人が出てしまうので、1人でもゆっくり食べられる小さな鍋(=小鍋立て)で提供する店にした」と話す。店名の「なべしろ」は、いろりの前で火やまきの状態、味付けや煮具合などを見る「鍋代」のことで、現代でいう「鍋奉行」のこと。席数は、カウンター6席、テーブル11席、座敷8席。

 小鍋立てメニューは、「たっぷり野菜の小鍋立て~みぞれ風~」(1,200円)、「ゴロゴロ野菜の小鍋立て~黒酢餡~」「絶品!蒸し鶏の小鍋立て~よだれ風~」「豚肉と豆苗(とうみょう)の小鍋立て~焼酎風~」(以上1,300円)、「本格麻婆(マーボー)の小鍋立て」「自家製生キムチの小鍋立て~チゲ風~」(以上1,350円)のほか、「なべしろ季節の小鍋立て」も季節や仕入れ状況で提供する場合がある。小鍋立てには生卵や焼き豆腐、焼き餅、キノコ、肉類などがトッピングできるほか、小鍋立ての「なべしろコース」(3,000円)も用意する。

 一品メニューは、「半熟うずらのどんぐり」「鍋屋さんの肉豆腐」「牛ハラミの鉄板焼き」「二種の刺し盛~ジュレポンとわさび餡~」「はまぐりの酒蒸し」「川エビのから揚げ」「飲む茶わん蒸し」「削りたまごのだし茶漬け」などのほか、炊き上げに40分ほどかかる「土鍋炊きご飯(1合半)」や、「レアチーズケーキ」「鍋屋さんのほうじ茶プリン」「水わらび餅」などのスイーツも提供する。

 ドリンクメニューは、「キリン一番搾り」(大瓶・中瓶・小瓶)、ハイボールやジンジャーハイボールなどのウイスキー類、レモンサワーやモリンガ茶ハイなどのサワー類、「黒霧島」(芋)や「吉四六」(麦)などの焼酎、「鍋島」「山形政宗」「天狗(てんぐ)舞」「真澄」「宝剣」などの日本酒類、ほうじ茶やオレンジジュースなどのソフトドリンクを用意する。

 林さんは「地域の皆さまに愛される店は当然のことながら、一人でフラっと来てもらえる店づくりを目指している。来てくださったお客さまに、笑顔で帰っていただけたら」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~15時、ディナータイム=17時~23時(土曜はディナータイムのみ)。日曜定休。

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