
「台湾文化祭」が7月4日~6日の3日間、中野区役所1階「ナカノバ」と屋外エリア「ソトニワ」で開催される。主催は実行委員会、共催は一般社団法人「TOURI ASSOCIATION」と「KACHIAL」。
(関連フォト)台湾台中市生まれのシンガー・ソングライター洸美-hiromi-さん
同イベントは、2022年に丸ノ内「KITTE」で「台湾小祭」として始まり、2023年からはイベント名を「台湾文化祭」と変えて台湾文化を「味わう・学ぶ・楽しむ」をコンセプトに年数回開催している。中野での開催は今回が初めて。
「ナカノバ」パフォーマンス有料エリアの出演者は、高雄出身のロックシンガー「卜星慧Emily Pu」、創作歌手Sabrina胡恂舞さん、台湾の原住民族文化を日本に紹介する在日台湾原住民連合会、福島と台湾をつなぐ観光交流アイドル「福島もも娘」、台湾と日本のルーツを持つ佐渡島出身のダンサー若林美津枝さん、平和のメッセージを届けるシンガー・ソングライター緒方悠詠さん、台湾の親善大使も務める演歌歌手の飛鳥とも美さん、台湾台中市生まれのシンガー・ソングライター洸美-hiromi-さんのほか、湖西市ふるさと大使の中根もにゃさん、サンミュージック所属アイドルグループ「ラストブルー」、二胡(にこ)のユニット「月龍(ゆぇろん)」、「OPEN星からやってきた宇宙犬の男の子」OPENちゃん。
ステージでは、台湾体験教室、茶聴(チャティン)、台湾世界遺産登録応援会の活動報告のほか、台湾映画同好会による映画「狼が羊に恋をするとき」、台湾映画社による映画「赤い糸 輪廻(りんね)のひみつ」を上映する。
中野区役所西側屋外の「ソトニワ」では、台湾では広く親しまれている化粧水「明星花露水(ミンシン・ファールースェ)」、魯肉飯(ルーローハン)を提供する台北の人気店「五燈獎(ウーデンジャン)」、台湾ドリンクやスイーツを提供する「台湾甜商店」、台湾クラフトビールを提供する「臺虎精釀Taihu Brewing」、下高井戸にある台湾カフェレストラン「美麗 MEILI」、台湾式バーガーを提供する「福包 Fubao」のほか、「Taiwan Love」「In Blooom 印花楽」「PICA MARKET」「ハッピー夢工房」「DAYLILY」「洪瑞珍」「福来小籠包・福来大鶏排」「百年珈琲(コーヒー)」が出店し、中野区の若者有志によるボランティア団体「アオハルナカノ」が盛り上げる。
「TOURI ASSOCIATION」理事長の簡憲幸(かんのりゆき)さんは「現在、中野区は急速に『多民族・多文化・多国籍の街』へと向かっている。その中で、親日・台湾との関係はとても大切。今年4月29日には『日本台湾友好芸術家賞 授賞式と芸術祭』を実施し、今回の『台湾文化祭』、さらには9月6日・7日には『台湾原住民の祭典 収穫祭』も開催する。これからも台湾との友好都市・中野を積極的に推進していきたい」と話す。
開催時間は、初日=15時~20時、2日目=11時~20時、最終日=11時~19時。「ナカノバ」イベントのチケットは、各日前売り券=700円、各日当日券=1,000円、3日間通し前売り券=1,500円。