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中野ブロードウェイ「タコシェ」で台湾のアーティスト丁柏晏さん個展

中野ブロードウェイ「タコシェ」で台湾のアーティスト丁柏晏さん個展

中野ブロードウェイ「タコシェ」で台湾のアーティスト丁柏晏さん個展

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 台湾の画家で漫画家でもある丁柏晏(ディン・ブォイェン)さんの個展「沿路的夢話」が12月2日、中野ブロードウェイ(中野区中野5)3階「タコシェ」(TEL 03-5343-3010)で始まった。

(関連フォト)「沿路的夢話」メインビジュアル

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 同展は、丁さんとして初の本格的画集となる「沿路的夢話 Roadside Daydream」を記念した個展。同書には画業最初期の2013年~2023年の作品を収録し、丁さんの自主制作作家・漫画家としての活動を応援してきた台北の書店・画廊Mangasickから出版された。テーマやモチーフごとに8つの章から成る作品集は、本文の紙をマット紙とコート紙を使い分け、特色を使って印刷したり、豆本をとじ込んだりするむなど、作品ごとに魅力を引き出している。

 丁さんは1988年生まれ。高雄師範大学で美術を専攻し大学院まで、アカデミズムの中で絵画制作に打ちこんでいたが、大学院の後半にインディ漫画やZINEに出会い、その自由な表現に魅せられ、絵画制作と並行して鉛筆で漫画を描いてZINEにして「Morning Anxiety 日安焦慮」の別名で作品を発表するようになった。2つのジャンルを往復し相互に影響を与えながらキャリアを重ね、今年Slowork publishingから出版された「2073年的電子玩具」が金漫奨・漫畫賞を受賞している。

 開催時間は12時~20時。水曜定休。今月15日まで。

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