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中野区産業振興拠点で「サイエンスカフェ」-「地震にそなえる」テーマに

コーディネーターを務める東大名誉教授で中野区産業振興推進機構の板生清理事長

コーディネーターを務める東大名誉教授で中野区産業振興推進機構の板生清理事長

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 中野セントラルパークにある中野区産業振興拠点「ICTCO(イクトコ)」(中野区中野4、TEL 03-5942-6007)で8月23日、「第1回 中野サイエンスカフェ」が開催される。主催は中野区産業振興推進機構と中野区。

会場となる中野区産業振興拠点「ICTCO」(内観)

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 中野区内のICTコンテンツ関連産業の集積や創出を推進し産業振興を図るために昨年11月にオープンした同拠点の活動を幅広く周知するとともに、同拠点での研究内容や技術をわかりやすく情報発信することを目的とした同イベント。

 初回となる今回のテーマは「地震にそなえる」。地震に関する最新の専門知識や技術について、同区内事業者・学識経験者・同区役所担当者がわかりやすく解説するほか、子ども向けに簡易的な地震体験装置やちょっとした縁日の露店なども用意する。

 同イベントは2部構成で展開。第1部では「地震、防災、耐震、安全、安心」をテーマに、子どもから高齢者まで参加できるようわかりやすく地震や防災、耐震などについて説明しながらQ&A形式で理解を深める。講師は同区内に本社を構える構造計画研究所(中央4)の技師長・工学博士・構造設計一級建築士の高橋治さん。コーディネーターは東京大学名誉教授・工学博士・NPO法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構(千代田区)理事長で中野区産業振興推進機構の理事長も務める板生清さん。第2部では同区の防災担当が地震や防災に対する同区の取り組みについて説明する。

 7月25日に行われた区長記者会見の席で田中大輔区長は「お年寄りから子どもまで、このイベントに幅広く参加して欲しい。そして地震や防災にどんどん関心を持ってもらいたい」と、同イベントへの参加を呼びかけた。

 主催者の板生理事長は「安全、安心な社会を目指して、区民のみなさまに地震、災害についての基本的な知識や災害が発生した時にどのように対処するのかを知っていただきたい。このサイエンスカフェで、技術的なことでもわかりやすくお伝えすることができれば」と話した。

 開催時間は13時30分~16時。申込期限は8月22日まで。申し込みは電話(TEL 03-5942-6008)かメール(seminar@ictco.jp)で受け付ける。詳しくは中野区産業推進機構のホームページで確認できる。

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