食の祭典「中野の食の逸品グランプリ2015」の1次審査が9月19日、始まった。主催は中野区商店街連合会。
2008年から始まった同グランプリは今回で8回目。中野区内で提供されている「食」に関するグランプリを競い合うイベントで、店内で食べるメニューから決定する「実食部門」と、ケーキやお菓子などの持ち帰りメニューから決定する「おみやげ」部門から、それぞれグランプリを決める。
1次審査は推薦方式で、「これぞ中野の逸品」と思うメニューやお土産を、専用の推薦ファクス用紙やホームページから投票し、10月10日までに集まった推薦メニューの中から2次審査通過メニューが選定される。推薦は区内に店を構える店舗や区民、区外の人でも推薦でき、自薦も受け付ける。
2次審査の内容は明かされていないが、11月23日~12月21日の期間中は2次審査対象メニューを実際に食べ歩き、採点して投票し、合計点数と審査委員票などでグランプリを決定するする方式が現段階では濃厚。入賞メニューは専用ページに掲載予定で、メニュー名に使うなど営業にも利用できる。
関係者の一人は「昨年は投票形式で一発勝負でのグランプリ決定となり、区民などの食べ歩き投票がなかったのでイマイチ盛り上がりに欠けてしまった。今年の2次審査では食べ歩き投票を復活させたので、区内みんなで盛り上がりたい」と意気込みを見せる。
1次審査の推薦用紙は、中野区役所、中野サンプラザ、JR中野駅などに設置するほか、同グランプリのホームページにも用意する。1次審査の投票締め切りは10月10日。