中野経済新聞の2015年年間PV(ページビュー)ランキング1位に、「中野区在住の色鉛筆アーティスト作品、『マジすごすぎる』とネットで話題に」の記事が輝いた。
PV2位記事「マッチョカフェ」、それぞれ思い思いのポージング
ランキングは1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは次の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 中野区在住の色鉛筆アーティスト作品、「マジすごすぎる」とネットで話題に(2/17)
2. 中野で1日限りの「マッチョカフェ」-主催者「気軽にマッチョを堪能してほしい」(3/19)
3. 中野BWで「月刊水中ニーソ」シーズン2 海洋堂・宮脇社長とのトークも(5/11)
4. 環七沿いの人気ラーメン店「野方ホープ」が中野に逆進出 本店に最も近い8店舗目(11/13)
5. 中野で「のぞき込むアート」安田誠一さん個展-極小空間に立体ジオラマ(2/16)
6. ニューヨーク発「ラーメンバーガー」が日本初上陸 中野のラーメン店2階に(4/16)
7. 中野駅南口にクラフトビールと塊肉の店 12タップで地ビールを気まぐれで(9/2)
8. 中野で「泡パ」初開催へ 「音楽」と「泡」で「街おこし」、キッズタイムも(7/10)
9. 中野坂上にカフェ&カラオケ喫茶「ヒロシのお店」 お笑い芸人ヒロシさんが開業(6/18)
10. 中野に「ガンダム」中心のホビーバー 客は「ガンプラ」作り、持ち込みやキープも(4/28)
上半期の1位と2位がそのまま逃げ切る形となった年間PVランキング。下半期の記事では4位「野方ホープが中野に逆進出」、7位「中野駅南口にクラフトビールと塊肉の店」、8位「中野で泡パ初開催へ」がランクインした。
不動の1位の記事は、林さん自身が作品をSNSにアップしたところ、「色鉛筆だけなんて考えられない」「写真の上から少しだけ色鉛筆で細工をしたのかと思った」「神だ、マジすげえ」「なんじゃこりゃ~(凄」(以上、原文ママ)などのコメントが寄せられた様子を伝えたもの。記事掲載後、林さんの作品は各メディアにも取り上げられ、一躍「時の人」となった。
1位の「すごすぎる色鉛筆アート」以外の上位のアート関連記事は少し変わった特別なものばかりで、水の中のニーソックスアート「水中ニーソ」はじわじわとPVを伸ばして3位、5位ののぞき込むアート「極小空間に立体ジオラマ」は作品フォトも高いPV、パパブブレのアートキャンディー「臓器ロリポップ」はトップ10に届かず11位となった。
上位はコンセプトバーに関する記事が中心で、「1日限りのマッチョカフェ」(2位)、「クラフトビールと塊肉の店」(7位)、「お笑い芸人ヒロシのお店」(9位)、「ガンプラキープのホビーバー」(10位)、「アメリカンダイナー」(13位)、「マグロ専門バー」(14位)、「アニソンカラオケバー」(18位)、「みこバー」(19位)、「24時間激安イタリアン」(21位)、「ラテンバル」(26位)など、特徴のあるカフェやバーの話題が占めた。「英国風パブ『HUB』が中野に初出店」(17位)など、中野駅南口が新店ラッシュの年でもあった。
ラーメン激戦区の中野らしく、4位の「野方ホープが中野に逆進出」、6位「ニューヨーク発ラーメンバーガー日本初上陸」(すでに区外に移転)、12位「バラそば屋」、15位「「強烈煮干しスープ鈴蘭」、20位「野方の巨大肉ラーメン炎神角ふじ」、25位「替え玉10杯無料の黒田」、27位「弁慶めしもあるラーメン海坂屋」、30位「ヌードルダイニング鵺」などが注目を集めた。
イベント関連で唯一トップ10にランクインしたのは8位の「中野の屋外で泡パーク」、大きな泡放射マシンで大人も子どももクラブミュージックとともに盛り上がった。そのほか、22位にはアニソンレイブやコスプレパレード、新人監督映画祭や中川翔子さんも登場した「区役所も揺れた中野文化祭」、24位には2日間連続中野サンプラザ前屋外ステージで開催した「中野アイドルフェス」がトップ30入りした。
「昭和の街」エリアは風情を残しつつ、中野ブロードウェイを中心とした「サブカル」エリアには外国人観光客が増え、「中野四季の都市(まち)」という新しいエリアにはオフィスワーカーや大学生だけでなく、区外からの来街者や親子連れなども増加傾向にあるJR中野駅周辺では、サブカル系やバルなど、大小さまざまなイベントが開催された。さらに今後、西口改札や駅ビル、南口ロータリー周辺、囲町地区などの再開発も控えており、新たな街の動きが予想される。西武新宿線沿線や地下鉄丸ノ内線沿線にも注目しつつ、ナカ経では来年も広域中野圏の動向をいち早く伝えていきたい。