中野駅北口暫定広場(中野区中野4)で7月28日・29日、「中野駅前大盆踊り大会」が開催される。主催は中野区民謡連盟。
2013年に旧北口暫定広場(現在の中野駅北口暫定バスロータリー付近)で初開催した同イベント。昨年はバスロータリー整備のために中野サンプラザ前に会場を移したが、今年は新北口暫定広場での開催となる。中野区民謡連盟の藤本生日和(いくひわ)会長と日本民踊鳳蝶(あげは)流家元で同イベントの実行委員長である鳳蝶美成(あげはびじょう)さんらが中心となって、「中野ブランドの確立」「伝統文化の発展」「地域の活性化」「地域コミュニティーの推進」を趣旨とし、「盆踊りを通じて民謡や和楽器生演奏の良さを広く継承すること」を目的に開いている。
同盆踊りは、三味線や太鼓、尺八を使った生演奏に合わせるのが特徴で、民謡連盟が演奏する舞台前で踊る。演目は、中野区民歌謡こと通称「中野音頭」、オーソドックスな曲である「東京音頭」「炭坑節」などのほか、鳳蝶さんが振り付けし自らも出演しているauのCMでもおなじみの「三太郎音頭」も予定している。
28日15時と29日14時からは今回初の企画となる打ち水を兼ねた「水鉄砲大会」、28日17時30分からは同地に本社を構えるキリンとのコラボで「幸せ乾杯!プロジェクト」、同16時からは「子ども民謡盆踊り大会コンテスト」、29日16時からは黒石よされ、郡上踊り、河内音頭、会津磐梯山、鹿児島おはらなどの「日本全国有名盆踊り大会」、同19時45分からは3人編成となったアイドル「ノーメイクス」による3年連続でスペシャルライブが行われる。29日には「街コンジャパン」とのコラボ企画で「夏祭りコン in 中野駅前大盆踊り大会」も開く。
実行委員長の鳳蝶さんは「今年でこの盆踊り大会も5回目、民謡連盟やスタッフ一同の努力で生演奏や多くの企画を用意でき、地域の人たちにとって最高の夏の思い出になるようがんばるので、浴衣(ゆかた)の方もそうでない方も、大人も子どももみんなで踊りに来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は両日とも18時~21時(屋台は15時~)。雨天の場合は今月30日に順延。