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中野区内全20軒巡る「お風呂屋さん」スタンプラリー 6軒達成で6軒分無料券進呈

今年惜しまれながらも廃業した公衆浴場「銭湯 旭湯」(中野区本町6)の下駄箱

今年惜しまれながらも廃業した公衆浴場「銭湯 旭湯」(中野区本町6)の下駄箱

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 中野区全域にある公衆浴場を巡る「中野のお風呂屋さん秋のスタンプラリー2017」が10月21日、始まった。主催は中野浴場組合。

(関連フォト)天神湯の外観は1959(昭和34)年開業時のまま

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 同区内にある20軒全ての銭湯が参加するラリーで、「なかのまちめぐり博覧会2017」イベントの一環。小学生も参加できる。期間中に区内にある銭湯のうち、異なる6軒に入浴しスタンプを集めると、銭湯6軒分の無料券が進呈されるほか、「ダブルチャンス」として進呈された無料券を使い切った人には、東京都浴場組合のキャラクター「ゆっポくん」と「なかのまちめぐり博覧会」のマスコット「クルトン中野」がコラボした湯上りタオルを進呈する。

 参加銭湯は、天神湯(中野5)、高砂湯(中央4)、千代の湯(中央3)など合わせて21軒。北は江古田湯(江古田3)から南は月の湯(南台2)まで、新宿区との区境にある東中野の「松本湯」(東中野5)や、タレント活動もこなすマジシャン・タジマジックさんのマジックが見られる「昭和浴場」(中央5)、西武新宿線沼袋駅近くの「一の湯」(沼袋1)や同線野方駅近くの「たからゆ」(若宮1)など、区内全域の銭湯が対象となる。

 同区内の銭湯は、2013年には24軒、2014年には22軒、2015年には21件となり、今年「銭湯 旭湯」(本町6)が廃業し20件と、公衆浴場の数が徐々に減少している。同組合は「この機会にぜひ銭湯に足を運んでいただき、少しでも銭湯の良さを知ってもらいたい。自宅のお風呂とは違った魅力を感じてくれたら」と参加を呼び掛ける。

 営業時間や定休日は各銭湯により異なる。入浴料は、大人=460円、小学生=180円。11月26日まで。

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