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明治大学生が冊子「なかのの輪」発行へ 中野区に関わる47人をリレー形式で紹介

国際日本学部4年の藤橋亜寿美さん(左)と森野日菜子さん(右)

国際日本学部4年の藤橋亜寿美さん(左)と森野日菜子さん(右)

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 明治大学国際日本学部(中野区中野4)山脇啓造ゼミの学生が3月1日、インタビュー集「なかのの輪」を発行した。

(関連フォト)2月24日に集まったインタビュー対象者と明治大学生

 山脇ゼミ4年の森野日菜子さんと藤橋亜寿美さんが中心となり、ゼミ生ら7人で昨年10月から今年2月まで、中野区内の飲食店経営者やミュージシャンらにインタビューを行い、中野に対する思いなどをまとめた同冊子。

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 森野さんは「中野を舞台に多文化共生を進めて行こうという山脇ゼミの目標を前にし、それならば、まずは街の方々の声を聞き、どんな方がどんな思いを持って活動されているのかを知るべきだと思ったのがきっかけ」と話す。

 冊子作成に当たり、外国人バックパッカー向けの宿泊所「やどやゲストハウス」(中野2)を経営する山本真梨子さんからはじまり、インタビュー対象者が次の人を紹介していくというリレー形式で中野区に関わる全47人に取材を行った。

 2月24日には中野セントラルパークにインタビュー対象者を集めてグループ分けし、学生と地域の人との交流を目的とした街歩きイベントを行った。中野区内の中野駅周辺エリア、新井エリア、野方エリア、中野坂上エリア、東中野エリアなど、それぞれの地域を熟知している冊子の登場人物がリーダーとなり、ゼミ生らに街の特徴を案内しながら理解を深め合った。

 森野さんは「私も藤橋さんも、インタビューや編集作業はすべて初めてのことだったので、取材対象者にはご迷惑をお掛けしたと思うが、みなさん快くインタビューを受けていただき、熱く語っていただけた。中野への思いだけでなく、人生の教訓もたくさん教えていただいた。一人ひとりが持つストーリーに魅せられて、あっという間に47人のお話を聞いていた」と話す。

 「インタビューができ、冊子として後輩に引き継いでいくものが完成したことはもちろん、皆さまと出会えたことは私たちにとってこれから先のお守りのような経験。ご協力いただいた皆さまには、心から感謝している」と笑顔を見せる。

 完成した冊子は、明治大学国際日本学部のウェブページで公開するほか、今後印刷して中野サンプラザなど中野区内のランドマークに設置することも検討している。