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野方ときわ通りのたこ焼き店「さぶちゃん」閉店 突然の訃報に悲しみ広がる

「さぶちゃん」のシャッターにはファンからのメッセージが多数寄せられた

「さぶちゃん」のシャッターにはファンからのメッセージが多数寄せられた

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 西武新宿線野方駅すぐの「たこ焼きたい焼き専門店さぶちゃん」(中野区野方5)の店主・高倉三郎さんが8月12日に亡くなり、37年の店の歴史に幕を閉じた。

(関連フォト)1984(昭和59)年ごろのさぶちゃん

 亡くなった高倉さん(愛称=さぶちゃん)は1944(昭和19)年生まれ。高倉さんが同商店街に店舗を構えたのは1981(昭和56)年、37歳の時。たこ焼きやたい焼き、かき氷などが子どもたちや学生に人気で、テレビ番組でも度々取り上げられた。「さぶちゃんが夏にかき氷を始めるとなぜか寒くなる」などのエピソードも残し、近隣の住民にとても愛されていた。亡くなる直前まで同商店会長も務めていた。

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 訃報を知った同商店会の江夏みなみさんは「いつも笑顔で、このときわ通りを見守り続けてくれていたさぶちゃん。昨日まで元気な姿でほほ笑んでくれていたのに、突然すぎるよ。さぶちゃん」と肩を落とす。江夏さんが閉まっているシャッターにメッセージを貼り付けると、「さぶちゃん、大好きです!」「さぶちゃん、今まで多くの思い出をありがとう」「さぶちゃんで過ごす時間が一番愉しい一番好き」「さぶちゃん、びっくりだよ。さびしいです。また夏祭り会えると思ったよ。ありがとう」「野方にお嫁に来て以来“いやし”シンボルそのものでした」など、シャッターには多くのファンが同様にメッセージを寄せたほか、多くのお花も寄せられた。

 8月19日にお通夜、20日には葬儀が執り行われ、全てのメッセージや花が商店会メンバーらの手でお棺に入れられた。

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