ラタンアーティストの信耕(しんこう)ヒロ子さんが11月30日から、中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で個展を開く。
ラタンアートとは編む・組む・巻く・結ぶ・かがることを基本とした籐工芸。信耕さんは、独自の編み方でオブジェやディスプレー、舞台美術制作や似顔人形などを作り、作品展やテレビ、映画の美術作品なども手掛けているほか、ラタン関連の本も出版している。同展では信耕さんの作品30点を展示販売する。
ギャラリー店主の小高均さんは「ギャラリーの入り口に設置された藤でできた真っ赤な鳥居をくぐると、そこには色とりどりの綿あめやお面、干支(えと)の熊手やお化けの風鈴などたくさんの楽しい作品が並んでいる。もちろんそれらは全て信耕さんが藤を素材にオリジナルな編み方で制作された作品。ぜひ『とうだらけ神社』の縁日に遊びに来ていただき、驚きの技術で制作された不思議でユニークなラタンアートの数々楽しんでほしい」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。入場無料。12月10日まで。