ニンニク専門のビストロ「ガーリックダイニング Hajime no Ippo(はじめのいっぽ)」(中野区中野5、TEL 03-5942-6505)が5月1日にオープンし、半年がたった。
1995年に神楽坂に1号店をオープン、2015年には同じく神楽坂に2号店をオープンし、3号店という位置付けの同店。オーナーシェフの金井秀樹さんは「自分たちが追求してきたニンニクを中心とした料理、神楽坂ではおかげさまで固定客がついているが、神楽坂以外の場所で通用するのかを試してみたかった」と話す。出店する中野駅北口の場所は、元従業員が数年前に独立する際に金井さんが見つけた場所で、今回その場所を譲り受けたという。席数は、店内のテーブル席16席、カウンター6席、テラス席6席で、合計28席。店長は中山治伸さんが務める。
一部のデザートを除いて、全てニンニクを使ったメニューをそろえる。店主お薦めの青森・天間林産のブランドニンニク「福地ホワイト六片」を丸揚げにしごま油と塩や赤みそソースなどで食べる「にんにくの丸揚げ」(780円)などの「ガーリック×野菜」、「甘エビのガーリックシュリンプ揚げ」(880円)や「マグロホッペのガーリックステーキ」(1,380円)などの「ガーリック×魚介」、「手羽先のカリカリ揚げガーリックネギソース」(780円)などの「ガーリック×肉」、「和牛ハツ」(1,480円)や「US産牛ハラミ」「オーストラリア産葡萄牛ランプ」「短角牛肩ロース」(以上、1,980円)などの「ガーリック×ステーキ」のほか、パスタやガーリックライス、ニンニクピクルスや、ニンニクのコンポートも添えてある「自家製にんにくアイスクリーム」(480円)などのデザートも用意する。
オープンから半年たった感想として金井さんは「激戦区の神楽坂でニンニクにスポットライトを当て、がむしゃらに戦ってきた。中野店は、丸揚げやステーキを中心に徐々にリピーターが増えてきたが、中野には特別なこだわりを持ったマニアックなお店が多くあり、自分たちのもっともっとニンニクを研究しなければならないと感じている」と話す。「自分たちがこだわるニンニク料理を一度試していただき、この場所でパワーをチャージしていってほしい」とも。
営業時間は18時~23時30分。月曜定休。