中野マルイ裏の桃園会館に併設されている桃園稲荷(中野区中野3)前で2月15日から、初午(はつうま)祭を祝う「行灯(あんどん)祭」が始まる。
数十年前から続く桃園稲荷の初午祭。その年の豊作を祈った農村のお祭りが原型で、五穀豊穣と商売繁盛を願って行う。近くの「フラワーショップ花月」渡辺明恵さんによると「初午祭は、始まった頃のことを知っている人が皆さんお亡くなりになってしまったのではっきり分からないが、戦前から毎年開催しているらしい」という。
当日は宵宮祭のほか、周辺に75個の箱型行灯を配し夕方から明け方までライトアップする行灯祭、17日11時からは餅つきも行う。
行灯祭のライトアップは18日まで。