中野駅南口の「実業桃光会桃園商店街」(中野区中野3)が11月9日、桃色のちょうちんを店舗の軒先に設置した。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、手指消毒用スタンドを商店街の4カ所に設置するなどの対策を講じている同商店街。渡辺明恵商店会長によると「今回は商店街名にもある旧町名の桃園にちなんで桃色のちょうちんを加盟店舗数の51個用意し、千社札に見立てた商店街名と桃園商店街独自の『3テキ』メッセージも入れ、手作りの桃の葉っぱを1つずつ取り付けて桃の形にして配布した」という。「3テキ」とは「テキ度な距離」「テキ切な消毒」「テキ時な換気」のこと。
渡辺会長は「商店街役員メンバーで一つ一つ思いを込めて桃のちょうちんを作った。しっかり『3テキ』を守っているので、安心して買い物したり、飲食したりできると自信を持って言いたい。コロナ禍で商店経営は苦しいが、この桃のちょうちんで元気を取り戻せたら」と話す。
ちょうちんの点灯時間は各店舗で異なる。