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すご腕和太鼓チーム「暁」と伝統芸能「三宝会」、野方区民ホールで「打の響宴」

「三宝会」(上)と「和太鼓 暁」(下)

「三宝会」(上)と「和太鼓 暁」(下)

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 男女混合和太鼓チーム「和太鼓 暁」と和太鼓・伝統芸能「三宝会」の和太鼓コンサート「三宝会×暁 ぶつかり合う『打』の響宴」が2月7日、野方区民ホール(中野区野方5、TEL 03-3310-3861)で開催される。

(関連フォト)「三宝会×暁 ぶつかり合う『打』の響宴」ポスター

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 中野区南台を拠点に活動している「和太鼓 暁」は2013(平成25)年に結成され、「進化する和太鼓」をコンセプトに和太鼓、三味線、笛、書道、箏(そう)などの伝統楽器を駆使したパフォーマンスを行う。2017(平成29)年にプロ活動開始。2015(平成27)年6月に「岡谷太鼓まつり 世界和太鼓打ち比べコンテスト」大太鼓一人打ちの部で優勝&文部科学大臣賞を受賞し、和太鼓教室「打楽-DAGAKU-」を主宰する和太鼓奏者で書道家の鷹‐TAKA‐さんを中心に、チームとしても3度の日本一に輝く。今回のメンバーは鷹さんのほか、2015(平成27)年の岡谷太鼓まつりで世界一に輝いた近藤玲未さん、山梨県出身で8歳から和太鼓に打ち込む井上知香さんの3人。

 三宝会は、2007(平成19)年、伝統芸能である和太鼓や舞いを愛する仲間3人で結成。2011(平成23)年には上地雄輔さんの楽曲にバックミュージシャンとして参加し、ミュージックステーションなどに出演。2019年のラグビーワールドカップ日本大会におけるアメリカ対アルゼンチン戦などの選手入場時で演奏を披露。「太鼓の音色で見る客の心を温める」演奏を目指しているほか、東京を中心とした数拠点で和太鼓教室も開いている。メンバーは代表の柳川立行さんのほか、鈴木智也さん、堀越唯人さん。

 「太鼓の力でコロナを吹っ飛ばせ」と話す「和太鼓 暁」のリーダー鷹さんは「12月になかのZEROで開催した『第1回中野和太鼓フェスタ』では、多くの中野区民に和太鼓の魅力を伝えられたと自負している。再び緊急事態宣言が発令された今、『希望の灯火』を絶やしてはいけないと思い、『和太鼓で元気と笑顔を!』を合言葉に、中野からパワーを発信するべく魂の鼓動を響かせる。革新的な和太鼓を創造してきた暁、伝統の和太鼓を歩んできた三宝会、両者の鼓動が熱くぶつかり合うこのイベント。和太鼓の無限の可能性を信じ、この状況を吹っ飛ばすべく精いっぱい打ち込むので、お楽しみに」と話す。

 当日は新型コロナウイルス感染防止対策として、入り口での体温が37.5度以上の人や体調の悪い人は入場を断るほか、手指消毒やマスクの着用を必須とし、氏名・連絡先の記入を義務付け、客席は間隔を空け120人限定で公演を行う。

鷹さんは「演奏家の僕たちは仕事が減り困っているが、一般の方たちも普段の生活が一変して苦しんでいると思う。こんな時代だが、子どもが生まれたり、入学・卒業など新たな出会いと別れがあったりする。時は流れ時代は常に進んでいく。でも、だからこそ、こんな今だからこそ和太鼓のあり方や存在意義、持つ可能性が問われているのかもしれない。そう考えるようになった」とも。

 13時30分開演。前売りチケット料金は全席自由で3,500円(未就学児入場不可)。チケットの予約は「鷹-TAKA事務局」(TEL 090-5557-0339)まで。

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