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女優・中川ミコさんの演劇集団「遅咲会」、中野で不法投棄テーマのコメディー上演

「遅咲会」会長の中川ミコさん

「遅咲会」会長の中川ミコさん

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 中川ミコさん率いる演劇集団「遅咲会」の本公演「おーい、かえってこーい」が5月18日、中野駅南口の小劇場エリア「ポケットスクエア」内の「劇場MOMO」(中野区中野3)で始まる。

(関連フォト)「遅咲会」の本公演「おーい、かえってこーい」チラシ

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 小劇場を中心に映画などにも出演している中川ミコさんが2019(平成31)年1月に旗揚げした「遅咲会」は、旗揚げ直後から毎月1回、12カ月連続公演でも話題となった演劇集団。昨年11月の新宿「サンモールスタジオ」での「どんでん返しを求めて」以来約5カ月ぶり16回目の公演となる。同公演は3月を予定していたが延期となり、コロナ対策を万全にした上で公演する運びとなった。

 同公演は不思議な穴を舞台にした不法投棄コメディー。友人たちと引っ越し作業をしているナオトの前に突如、不思議な穴が出現した。掃除機のように何でも吸い込むその穴を見て、ふと彼らは思いつく。「いらないモノ、捨てちゃおうぜ」。分別してないゴミを捨て、不要な荷物を捨て、厄介なスーツケースを捨て、そしてついに穴の向こうへと踏み込んでいく。不思議な穴のあちらとこちら。因果が複雑に絡み合みあうストーリー。

 脚本は前作と同じ水谷健吾さん、演出はシアターザロケッツの荒木太朗さん。キャストは中川さんのほか、前田直紀さん、比嘉奈菜子さん、菅野英樹さん(ソレモ)、太田純平さん(遅咲会)、水谷悠樹さん、菊田貴公さん(遅咲会)、松本洋一さん(You1)、安澄かえでさん、なりた雛糸さん(ケンサンエンタテインメント)、真僖祐梨さん(遅咲会)、竹田大将さん(海賊のように飲む会)。

 中川さんは「遅咲会は『劇場を皆の待ち合わせ場所に』をコンセプトに、ワンシチュエーション・コメディーを得意としていて、今回も後半の伏線回収が見どころ。コロナで練習スタジオも閉鎖してしまい練習場所の確保に苦労したが、本番会場のMOMOを練習でも貸していただけることとなり、本当に感謝している。このような時期に小劇場で公演を行うということで、小劇場ビジネスの希望にもなりたい。ただ一つ、舞台はお客さまがいなければ完成しない。劇場をお客さまの笑顔でいっぱいにしたいので、ぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。

 チケットは、前売り券=4,800円、当日券=5,000円、前列2列目確定の応援キャストのサイン入りチェキ付きキャスト応援券(7,000円)も用意する。開演時間は日によって異なる。会場は、収容人数制限や換気、消毒などでコロナ対策を徹底する。

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