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中野五差路交差点に「煮干し中華そば小松屋」 「さいころ」から独立、同じ場所で開業

開店初日の「煮干し中華そば小松屋」外観と店主の小松優作さん)

開店初日の「煮干し中華そば小松屋」外観と店主の小松優作さん)

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 中野駅南口・中野五差路交差点近くに5月25日、「煮干し中華そば 小松屋」(中野区中野2、TEL 03-6304-8902)がオープンした。

(関連フォト)店主お薦めの「背脂チャーシュー麺」

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 オープン前日まで「肉煮干中華そば さいころ」だった同店。「我流旨味ソバ 地雷源」として2002(平成14)年4月に開店、2010(平成22)年に同地に本店を移転後、店名を「さいころ」に変更し、2015(平成27)年にはラーメンバーガーを、2016(平成28)年には「ラーメン職人養成学校」などを、それぞれ開校したほか、毎月29日には「肉の日」と題してワンコインラーメンを提供するなど、話題や人気を集める様子を度々メディアが紹介してきた。2018(平成30)年4月には、「ラーメン凪(なぎ)」を展開する凪スピリッツ(新宿区)の直営になり、しばらくして凪の社員だった小松優作さんが店長に就任。「さいころ」を切り盛りしてきた。

 小松さんは凪への入社時から「将来的に自分の店を持ちたい」と考えており、同社に独立希望の意思を伝えたところ、「さいころ」のある場所をそのまま同社から借りる形で独立した。小松さんは「40歳までにり独立したいと思っていた。会社にそろそろ独立したいことを相談すると、そのままこの場所を使わせて頂くことになり、びっくりしている。ラーメン凪の生田社長にはとても感謝している」と話す。2階の製麺所もそのまま借り受け、毎日「もっちもちの太麺」を打っているという。

 並盛りでも麺の量が250グラムというラーメンメニューは、「中華そば」(850円)、「ネギ中華そば」(950円)、「チャーシュー麺」(1,150円)で、背脂の追加はプラス50円、麺の大盛りはプラス100円。サイドメニューは「肉めし」「メンマめし」(以上150円)や各種トッピングなど。ドリンクメニューは「瓶ビール」(500円)や「ハイボール」(250円)を用意するが、東京都の要請を受けて現在、酒類は提供していない。

 小松さんは「お客さんにもスタッフにも、皆さんに愛されるような店にしたい。だれもが満足感を感じられるラーメンを一生懸命作っていく。日々、自分の味を追究しながら、凪やさいころに負けないラーメンに仕上げていきたい」と意気込む。「つけ麺は味が決まり次第ラインナップに加える予定」とも。

 営業時間は10時~20時(緊急事態宣言下)。

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