爪作家つめをぬるひとさんの個展「FAUCET(フォーセット)」が1月5日、「ニュースタアギャラリー東京」(中野区本町5、TEL 03-6382-8218)で始まる。
今年4月にオープンした「新しいスタアと未来をつくるセレクトショップ」をキャッチコピーに掲げる同ギャラリーで開く同展。小さな爪に模写したCDジャケットや「今日のDOMMUNE爪」が話題となり、2014(平成26)年からオリジナルデザインのつけ爪を制作・販売してきたつめをぬるひとさんの3年ぶりの個展となる。つめをぬるひとさんはイベント出店やコラム連載、ファッションブランドとのコラボレーションを行い、2020年にはこれまでの活動やつけ爪のデザインを紹介する初めての著書「爪を塗る -無敵になれる気がする時間-」が発売された。今年から自身でセレクトした楽曲を基に新作を発表し販売する月1企画「音楽と爪」をECサイト「ニュースタアナウ」で定期開催している。
同展では、これまでに描いたCDジャケットや商品パッケージ、ロゴなどのつけ爪を一挙に展示。オリジナルつけ爪に加えて「音楽と爪」で人気だったデザインの再販や、新たに楽曲をセレクトして作った新作、著書も販売する。新型コロナウイルスの感染状況を考慮しつつ、久しぶりという「爪塗り企画」も検討しており、企画が決定した場合は公式インスタグラムで知らせる。
つめをぬるひとさんは「爪が視界に入ったときに、気持ちを立て直せる、角が取れて丸くなる、沈黙せず怒りを持つ、誰かに連絡を取る、そういったことのきっかけになれるような爪が作れていたらうれしい」と話す。
開催時間は13時~19時。月曜・火曜定休。1月16日まで。