新井薬師「梅照院」の南側参道「薬師あいロード商店街」に4月1日、焼きそばとグローサリー(食料品)の店「YAKISOBA & GROCERRIES 一服(いっぷく)」(中野区新井1、TEL 03-6454-0866)がグランドオープンした。
(関連フォト)グランドオープン時に提供された限定メニュー「ローストビーフ神焼きそば」
中野駅南口レンガ坂などに店舗を構える日本酒バル「青二才」(中野3)の姉妹店として、またネット商店街「アーケードトーキョー」の旗艦店としてオープンした同店。「進化系焼きそば」とうたう焼きそばを提供する。「青二才」小椋道太代表は「素晴らしい焼きそばに仕上がったと自信を持って言える。コロナ禍でオープンは延期に延期を重ね、スタッフたちも苦労しながら、本当に生む苦しみを味わったので、喜びはひとしお」と話す。
メニューは、スタンダードな「ソース神焼きそば」、創業280年「八木長本店」の「椀(わん)だし」と野菜だしを使った「だしの神焼きそば」(以上920円)の2種類。ローストビーフを敷き詰めグレービーソースで味わうグランドオープン限定メニュー「ローストビーフ神焼きそば」(1,280円)などの特別メニューも土曜に不定期で提供するという。
グローサリーとして販売する商品は、「Mr.Spicer」の「アウトドアスパイス」「ネパール山椒(さんしょう)の七味」、真空高温調理で素材本来のうまみを生かした料理を開発するラボラトリー「レトルトフードラボラトリー」の「まるごとやさしいスープ」、「bonnie(ボニー)」の「焼き芋カスタードケーキ」「できたてカスタードプリン」「焼き芋カスタード」など。
バータイムは、グローサリーで販売する商品と日本酒を中心に、日本酒初心者でも気軽に楽しめる日本酒とビール、日本酒とラムネなどのオリジナルカクテル、ハートランド生ビール、サワー類、酎ハイ、ウイスキー、クラフトコーラなどを用意する。
小椋さんは「いろんな人や店や会社とコラボできる『ラボ』にしようと思っている。さまざまな店や人とつながった縁で生まれるレトルトフードを開発、販売する。『食』をキーワードに、いろんなつながりを加速させて『宅食を楽しく、そして外食をもっと楽しく』をモットーに頑張りたい」と話す。「従業員にとっても従来の夕方から深夜まで、というような勤務時間だけでなく、早朝や昼、夕方まで、といったさまざまな勤務時間を選ぶことのできる会社にしていきたい。今いるみんなとずっと働くことができるよう、会社の在り方を変えていくことにワクワクしている」とも。
営業時間は、ランチライム=11時30分~14時、カフェタイム=14時~17時、バータイム=17時~21時。焼きそばはランチタイムとバータイムに提供する。