現代アーティスト・石神雄介さんの絵画展「Call(呼び声)」が10月12日、廃業した街の写真館をリノベーションしたギャラリー&バー「スタジオ35分」(中野区上高田5)で始まった。
石神さんは1988(平成元)年千葉県生まれ。東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒。大学卒業後、不完全だった卒業制作の完成を目指し活動を開始し。2015(平成27)年には「頂上への沈降」で初個展を開いた。SOMPO美術館と読売新聞社主催の公募コンクール「FACE2022」で油絵「星を見た日」が優秀賞受賞。同展では新作絵画14点を展示する。
ギャラリー店主の酒航太さんは「石神さんの絵との出合いはインスタグラム。誰かがアップしたのか、どうして私のスマホに突然に現れたのかは分からないが、夜に走る車の絵だった」と振り返る。実際にアトリエを訪れ作品を気に入った酒さんが同展の開催を打診。石神さんが応じた。
開催時間は16時~22時。料金は1ドリンク制で500円~。日曜・月曜・火曜休催。11月5日まで。