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新設「東京中野物語文学賞」授賞式・シンポジウム開催へ 応募200作品の頂点決まる

(前列左から)西田聖志郎さん、佐々木洋文さん、宮島茂明さん、中川翔子さん、篠原哲雄さん、栂井理恵さん

(前列左から)西田聖志郎さん、佐々木洋文さん、宮島茂明さん、中川翔子さん、篠原哲雄さん、栂井理恵さん

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 昨年公募を開始した新設「東京中野物語賞文学賞」の授賞式が3月19日、中野セントラルパーク(中野4)サウス棟カンファレンス地下1階で開催される。主催は中野区観光協会と東京中野物語プロジェクト実行委員会。

(関連フォト)東京中野物語2022文学賞メインビジュアル

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 映画、演劇、アニメ関係者が多く居住する中野区の特性を生かすため、映画化・演劇化・アニメ化につながる作品を中心に募集を行ってきた同文学賞。中野工業産業協会の佐々木洋文さんと、俳優でプロデューサーの西田聖志郎さんらが中心となり、最終選考は小説家の中島京子さん、映画監督の篠原哲雄さん、歌手でタレントの中川翔子さん、小説家の鬼塚忠さんが担当する。

 昨年11月18日には応募総数約200作品の中から1次選考で残った64作品を発表、今年1月14日、2次選考で残った8作品を発表した。

 最終選考に残ったのは大倉順憲さん作「往復書簡~ロックと納豆とバカ親子~」、大塚雅美さん作「にゅうらいふ」、菊一馬絽(きくいちとしひろ)さん作「鬼払い桃園神社」、高城つかささん作「ささやかな音を聴く」、夏乃空さん作「はじまりの、その日」、原浩一郎さん作「悔いの華」、文月蒼(ふみづきあおい)さん作「水槽世界」、堀井拓馬さん作「サビーヌにつぐ」。

 授賞式では、大作1作品、佳作2作品、中野区賞の4作品を発表するほか、篠原監督の映画「本を贈る」の上映や、審査委員らによるシンポジウム「文学賞により中野の活性化を」を行う。

 開催時間は13時~16時10分。入場料=2,000円。参加申し込みは「東京中野物語賞文学賞」ウェブサイトで受け付ける。

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