食べる

中野で羊文化の祭典「羊フェスタ」 「羊肉の極楽浄土」テーマに規模拡大

「羊フェスタ」で人気のラムチョップ(昨年開催時の様子)

「羊フェスタ」で人気のラムチョップ(昨年開催時の様子)

  • 107

  •  

 「羊フェスタ2023 in なかのアンテナストリート」が11月4日・5日の2日間、中野セントラルパーク(中野区中野4)パークアベニューと隣接する中野四季の森公園(同)で開催される。主催は羊齧(ひつじかじり)協会、中野区観光協会(中央3)などで構成する実行委員会。

(関連フォト)「羊肉の極楽浄土」が今年のテーマ「羊フェスタ」ポスター

[広告]

 1997年に中国北京市で結成された羊齧協会は、羊肉を「タグ」とした「コミュニュケーションエンジン」としての側面と、羊肉文化の普及と共に「場」をつくるという側面を持つ「羊肉好きのための理想実現機関」として、2013年に現名称となった「羊を愛する」消費者集団。中野区観光協会が毎月初めに開催している「なかのアンテナストリート」とコラボする。1回目は千代田区、2回目は下北沢で開催し、2016(平成28)年には中野で初開催した。2020年はコロナ禍の影響で中止となり、2021年は規模を縮小して開催。昨年はフルスペックで開催し、今年は規模を拡大して9回目の開催となる。

 今年のテーマは「羊肉の極楽浄土」。羊齧協会の菊池一弘会長は「日本において羊好きであることがアウェーではなくなった今だからこそ、このテーマで羊文化の深掘り、祝典を開催する。ブームのその次を見越すのが今回のメインテーマ。羊肉は宗教や民族を問わないグローバルフード。日本へ輸入される羊肉の種類はどんどん増え、肉の選択肢も国際色が豊かになった。日本で羊の世界が広がり、それに伴い、さまざまな国や地域の料理が登場し、料理の幅も広がり、最近では羊肉をスーパーなどでもよく見るようになった。牛豚鶏に続く『第四の食肉』といわれる羊肉の楽しみ方と、生き物としての魅力を広める企画が羊フェスタ」だという。

 出展ブースは「Lambassador(ラムバサダー)」「羊のまち士別(北海道)」「羊のロッヂ」「味坊」「ナチュラルセンス」「一般社団法人Come IN Aぐるめ(上伊那ぐるめ)」「Seamus O’Hara Irish Pub」「おだしのだしお」「アンズコフーズ」などの飲食ブースと、「日本ムートン」などの物販・PRブースを予定。ウェブ上での企画も予定。

 菊池会長は「羊フェスタは今年で9回目。3回目から中野セントラルパークで開催している。今年は規模も最大、会場に『四季の森公園エリア』が入って最大となる。羊の楽しさやおいしさを、ぜひ体験しに来てほしい」と呼びかける。

 開催時間は、4日=11時~17時、5日=10時~16時。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース