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中野区役所周辺で「なかの東北絆まつり」 東北グルメや青森ねぶたも

トリに登場した中型「勿来(なこそ)の関 八幡太郎義家」ねぶた(昨年の様子)

トリに登場した中型「勿来(なこそ)の関 八幡太郎義家」ねぶた(昨年の様子)

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 「2023なかの東北絆まつり」が10月28日・29日、中野サンプラザ前広場、中野駅北口バスロータリー横、中野区役所、中野四季の森公園イベントエリアと公園前道路の4会場で開催される。

(関連フォト)盛岡さんさ踊りの様子(昨年)

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 「東北復興大祭典なかの」「東北復興応援展なかの」「なかの東北応援まつり」と名前を変えてきたイベント。今年は「なかの東北絆まつり」として、12回目を迎える東日本大震災で被災した東北地方の継続的な復興支援のために行う。区の支援内容を紹介するとともに、東北各県の文化のPRや物産の販売を行うことで、被災地の復旧・復興への寄与を目的として開く。

 中野サンプラザ広場では各種セレモニーのほか、2日間を通して青森市・秋田市・盛岡市・仙台市・山形市・福島市・黒石市・田子町の祭りや中野区の郷土芸能などのステージを行う。中野駅北口バスロータリー横と中野区役所正面玄関広場には東北6県物産のブースなどを設け、ご当地グルメを提供するほか、農水産物や工芸品を販売。区役所1階ロビーでは東日本大震災の記憶風化防止コーナーなどを用意する。

 メインイベントの「青森ねぶた」では、幅約7メートル・奥行約5メートル・高さ約4.5メートルの中型「勿来(なこそ)の関 八幡太郎義家」ねぶた1基、「桃太郎」「金太郎」「浦島太郎」「波切り不動」「田村麿大獄丸を討つ」の小型ねぶた5基を運行。運行は中野四季の森公園北側の公道を通行止めにして行う。「秋田竿燈(かんとう)まつり」「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台すずめ踊り」「福島わらじまつり」「黒石よされ」も参加してイベントを盛り上げる。

 ねぶたと一緒にパレードできる跳人(はねと)への参加は両日、中野区役所で受け付ける。受け付け時間は、9日=12時~14時、30日=9時~10時30分)。衣装レンタル(各日先着50人、4,400円)と衣装の着付けサービス(2,200円)も併せて行う。

 開催時間は10時~20時(30日は17時まで)。ねぶたの運行開始は、28日=17時、30日=13時。

 現在、中野区は同イベントへの寄付を募るクラウドファンディング「READYFOR」を実施。支援を呼びかけている。

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