JR中野駅から新井五差路交差点(中野区新井1)までの約1キロの中野通り沿いの桜が3月15日、ライトアップされた。主催は中野区観光協会。
「桜のトンネル」が観光名所にもなっている同駅から中野通り沿いに北へ向かって続く哲学堂公園までの約320本の桜。40年近く前からこの約2キロの桜並木にちょうちんをつけていたが、コロナや光熱費高騰などの影響でここ数年、開催できていなかった。今年は東京都の「春のライトアップモデル事業費助成金」を活用し、桜の木そのものをライトアップする形で実現した。3年をかけてJR中野駅から新井五差路交差点の間のライトを増やして密度を濃くする計画。
中野区は、街を回遊してもらうことを目的として3月22日~24日行う中野サンプラザ(中野4)最後のイベント「中野サンプラザプロジェクションマッピング」、3月23日・24日に「新井薬師公園」(新井1)で行う「中野通り桜まつり」と「ナカノサウステラ」(中野2)の「丘の上のひろば」で開催の「好きを交換する巨大カプセルぽん」など、主催者に周辺イベント開催の日程を合わせてもらっているという。
ウェザーニュース社では、東京での桜(ソメイヨシノ)の開花は3月20日、満開は28日ごろを予想している。
中野通り桜ライトアップ」の点灯時間は17時30分~21時。4月10日まで。