中野・薬師あいロードに11月2日、バングラディッシュ人がレシピを考案するカレー店「NICE!カレー」(中野区新井1)がオープンした。
同店は、夜に同所で営業をしているバー「POOL」が昼間は営業していないことに目を付け、カレー店を始めようとしていた店主の徳重周太さんが知り合いだったバー店主と交渉し、昼間だけ開店する形で実現。
徳重さんはバングラディッシュ出身のモタハル・ホセンさん(バングラデシュ出身)をビジネスパートナーとしてレシピを任せ、バングラディッシュの味を生かしつつ、日本人好みにスパイスの調合などをアレンジしたという。手羽元が1本入っている定番の「チキンカレー」、シナモンやココナツの効いた「ココナッツカレー」、3種類のチーズが入っている「チーズカレー」(以上550円、キャベツサラダ付き)を提供している。
店内はカウンター5席を含む10席程度。店主の徳重さんは「お客さまとの距離が近く、いろいろな人とコミュニケーションができるので、この狭さに心地よさを感じている。たくさんの人に出会いたい」と話す。「新たなメニューも考案中で、今後はさらにサービス部分に力を入れたい」と徳重さん。
営業時間は11時30分~15時。